ホワイトニング後の持続期間と効果を長持ちさせる方法

ホワイトニング後の持続期間と効果を長持ちさせる方法

2023/11/04  最終更新日:2024/04/10

白く輝く美しい歯にできるホワイトニング治療。
その持続期間や歯の白さを長持ちさせる方法はご存知でしょうか？

ホワイトニングは一度治療をすれば永続的にその白さが続くわけではありません。

この記事を読んでいただくと、治療の種類別のホワイトニングの持続期間や白さを保つ秘訣が分かるだけでなく、再度ホワイトニングを行う頻度なども理解できます。
ホワイトニングを既にされている方もそうでない方もぜひとも最後までチェックしてみてください。

その前にホワイトニングの基礎知識・概要について知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

ホワイトニングの効果が持続する期間は？

ホワイトニング治療には3つの治療方法があります。

それぞれ治療方法に上記の違いはありますが、詳しくは先程のリンクの記事にて説明をしておりますのでぜひご覧ください。
この3種類の治療方法によって、効果の持続期間は変わってきます。

持続期間の長い順にすると

といった順番になります。

気になるその持続期間は

が一般的な持続期間とされています。

期間に開きがあるのは、患者様の生活習慣や口腔内の状況によって色戻りする速度に差が生じるからです。
逆に言えば、生活習慣に気を遣って頂ければ、白さを長持ちさせることが可能です。

具体的な方法については後ほど説明しましょう。

ホワイトニングを行う頻度はどのくらい？

ホワイトニングの効果は時間が経過するごとになくなってしまいます。

前章で説明した期間で白く美しい歯から元の色味に戻ってしまうということです。
つまり、常に白い歯でいるためには定期的にホワイトニングを行う必要があるということです。

ホワイトニングを行う頻度に関しても、治療方法ごとに違います。

一般的には

が目安だとされています。

1つずつ簡単に解説しましょう。

①のオフィスホワイトニングは効果の持続期間は最大で半年ほどとされていますので、その効果が切れてしまう前に再度ホワイトニングをされることをおすすめしています。
黄ばんだ歯と白い歯が半年ごとに繰り返されるとご自身も周りの人たちも違和感を感じてしまうからです。

②のホームホワイトニングは患者様ご自身で行うホワイトニングなので、ご自身の生活リズムに合わせてホワイトニングの継続ができるかと思います。
少なくとも3週間1回はマウスピースを使用してホワイトニング剤を塗布するようにしましょう。
継続することで、ある程度の白さは長期的に維持できることでしょう。

③のデュアルホワイトニングに関しては、治療の段階でしっかりとした白さにでき、持続期間も長いのが特徴です。
他の2つに比べて色戻りが遅いのは確かですが、それでも少しずつ黄ばみは出てくるので、ご自身でのホワイトニングに加えて定期的な検診も必ず行いましょう。
医師による施術とご自身による継続的なホワイトニングできっと美しい歯を保てるはずです。

ホワイトニングの効果を長持ちさせる方法は？

これまでの話を聞くと、誰しも

「ホワイトニングの効果をできる限り長持ちさせたい！」

という気持ちになるかと思います。

最後にホワイトニング効果を長持ちさせる具体的な方法を紹介しましょう。

以下の方法を実践して頂ければ、ホワイトニングの効果は可能な限り長くすることができるでしょう。

方法①：色のつきやすい食べ物を避ける

ホワイトニングの効果を長持ちさせるには、食事にある程度気を遣わなければなりません。

食べ物によって歯に着色しやすいものとそうでないものがあります。
色がつきやすい食べ物としては

カレー、コーヒー、紅茶、醤油、ミートソース、赤ワイン

などが挙げられます。

反対に色がつきにくい食べ物としては

うどん、米、魚介類、乳製品、大豆

など色の白いものを中心とした食べ物です。

これらを意識して食生活を送ることで、ホワイトニングの効果は持続させることができるでしょう。

また、飲み物を飲む時はストローを使って歯に成分を付着させないことも効果的です。
どうしても歯に色のついた食べ物が付着してしまう場合は、乳製品を先に飲んで歯をコーティングすることもおすすめです。

方法②：こまめに歯磨き・うがいをする

食事がホワイトニングの効果に影響することは先程説明した通りです。
しかし、食べ物を制限したり歯の着色を意識したりすると心から食事を楽しめませんよね。

そんな方は、こまめな歯磨きやうがいをすることで解決しましょう。

食後すぐに歯磨きをする。
できないのであればこまめにうがいをする。
これだけでも効果は十分にあります。

食事によって付着した汚れが歯に定着する前にすぐ洗い流しましょう。

方法③：喫煙を控える

喫煙は歯の黄ばみを作ってしまう代表格です。
タールやニコチンがヤニとなって歯に付着することにより、ホワイトニングの効果は失われてしまいます。

歯を白く美しく保ちたい方は禁煙をすることをおすすめします。
また、喫煙は歯を黄ばませてしまうだけでなく、歯周病のリスクも高まってしまいます。

可能な限り喫煙は控えるようにしましょう。

方法④：ホワイトニング効果のある歯磨き粉を使う

歯磨き粉の中には、洗浄効果だけでなく、ホワイトニング効果のあるものも存在します。
それらを日常の歯磨きで使用することで、ホワイトニングの効果を持続させることができます。

市販のものから、歯科医院専門のものまで様々ありますので、よりホワイトニングの効果を持続させたい方はお気軽にご相談くださいませ。

方法⑤：クリニックにて定期検診をする

これまで紹介した方法によって、患者様ご自身で対策を取ることはもちろん大切です。
しかし、それと同じくらい専門医に検診してもらうこともとても大切です。

定期検診をすることにより、自分ではなかなかできない歯の細かいクリーニングをすることができます。
それだけでなく、歯周病の早期発見をすることができ、歯のトラブルも未然に防げます。

また、再度ホワイトニングをする必要があるのかどうかも的確に判断でき、プロのアドバイスのもと常に白く美しい歯を保つことができます。
ホワイトニングの効果を持続させるために、ご自身での日常的なケアと同時に、定期的な検診も行うようにしましょう。

品川御殿山クレイン歯科はいつでも皆様のご来院・ご相談をお待ちしております。

まとめ