難しい親知らずでも抜歯ができる?その種類と抜歯の方法を口腔外科医が解説

 

横向きの親知らずのイラスト


多くの人が悩みを抱えている、親知らずの抜歯
その中でも、真っ直ぐに生えていない親知らずは抜歯ができるのかどうか不安になってしまいますよね。
今回こちらでは、難しい生えかたをしている親知らずの抜き方や抜歯の種類を口腔外科医の視点から解説します。
抜歯後の痛みや腫れに関する対処法もあわせて説明しますので、ぜひ最後までご覧ください。
↓親知らずに関する基本的な内容に関してはこちらをご覧下さい↓。

難しい親知らずの抜歯について

疑問


親知らずは、基本的にどんな生えかたをしていても抜歯をすることはできます。
ただし、生えかたによって抜歯の難易度は変わってきます。

場合によっては、一部の歯科医院では抜歯ができない親知らずもあります。
また、年齢によって抜歯の難易度も変わってくるので、その点も解説しましょう。

また、親知らずを抜歯することの後悔をなくす心得もお伝えします。

親知らず抜歯の難しさとは?

親知らずの抜歯の難しさは以下の3つのレベルに分けられます。

①難易度:低 基本的には真っ直ぐ生えている親知らず
真っ直ぐ生えている親知らずは、抜歯の難易度が低く、数分で抜くことができます。
隣の歯に干渉しておらず、歯根を脱臼させるだけで簡単に抜けますので、基本的にはどのクリニックでも抜くことができると思います。
簡単に抜くことができるので、痛みや抜歯後の不快感など、患者様にかかる負担も少なく済みます。
②難易度:中 斜めに生えている親知らず
斜めに生えている親知らずは、真っ直ぐ生えているものより抜歯に手間がかかるので難易度は上がります。
斜めに生えている場合、他の歯にぶつかっていることが多く、単純に引き抜くことができません。
基本的には歯茎を切り開いて、親知らずを削ったり砕いたりして抜き取ります。
上の歯よりは下の歯に生えていることが多く、治療時間は大体15分〜30分ほどで終わります。
③難易度:高 歯茎や骨の中に埋まっている親知らず
稀に、親知らずが横向きになって歯茎や骨の中に埋まっている場合があります。
この場合も斜めに生えている場合と同じように、歯茎を切開して取り除く必要があります。
また、場合によっては神経と接触していることもあり、そういった症例の場合は精密な事前検査と手術技術が必要とされます。
このような難易度の高い親知らずは、口腔外科医の力量にかかっており、一般的なクリニックでは手術ができない場合もあります。
症例によりますが、手術時間は60分くらい。麻酔や縫合なども当然行います。

上記の3レベルの他にも、歯根の形や歯周病の進行具合、顎の開き具合などによっても抜歯の難易度は変化します。
医師のアドバイスを聞きつつ、適切な手術方法とクリニックを選ぶことがとても大切です。

40代以上での親知らず抜歯の注意点

親知らずを抜くなら早いほうがいい
という意見をよく耳にするかと思います。

確かに、親知らずを抜くことは早いに越したことはありません。
40代以上になると、若い頃より回復力が低下するだけでなく、歯周病にかかっていることが多くなりがちです。

親知らずを抜いた後の痛みや腫れなどが長引いたり、他の歯へと影響したりする可能性も高くなりますので、早めの抜歯をおすすめしています。
また、歳をとると歯と骨が定着してしまい、抜きづらくなるとされています。

若い頃はまだ歯が柔らかく、顎の骨との癒着も進んでいないので比較的抜きやすいとされていますが、年をとると歯が骨や歯茎と癒着してしまうのです。
とは言ったものの、親知らずの抜歯はどの年齢の方でも可能です。

年齢がいっているから…と尻込みせずに、お気軽に品川御殿山クレイン歯科にお問い合わせいただければと思います。

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親知らずの抜歯の種類

抜歯のイメージ


親知らずの抜歯は一般的なクリニックと口腔外科医がいるクリニックでは少し異なります。

口腔外科での親知らずの抜歯方法と横向きに生えている親知らずの抜歯方法をお伝えします。
また、クリニックによっては抜歯を断られてしまう場合もあります。
そうなった際の対応策もあわせて紹介しますので、親知らずが横向きに生えている方・抜歯が難しそうな方はぜひともチェックしてください

口腔外科での親知らず抜歯の方法

口腔外科は一般的なクリニックより専門的な分野を担当する歯科医院です。
「外科」という名のつく通り、歯茎を切ったり骨を削ったりすることで親知らずを抜歯します。

難しい生え方をしている親知らずにも対応できるので、親知らずの抜歯で困った患者様は口腔外科で抜くか口腔外科医がいるクリニックで抜くことになります。

親知らずが横向きの場合の抜歯方法

では、そういった口腔外科で対応できる、横向きに生えている親知らずの抜歯方法もお伝えしましょう。
横向きの、抜歯が難しい親知らずは基本的に以下の流れで抜歯されます。

レントゲンやCTによる事前検査

表面麻酔・局所麻酔をして痛みを軽減

歯茎を切開して、歯や骨を削り、分解して抜歯

抜歯した箇所を縫合して圧迫止血

シンプルな手術ながら、専門的な知識と技術が必要です。

難しい親知らずを抜けないと言われた場合の対応策

先程も説明したように、クリニックによって難しい親知らずの抜歯を断られてしまう場合があります。

そういったケースの大半は大学病院や総合病院に行くことを促されるかと思いますが、それらの病院は土日の診察が休みだったり、早く閉まってしまったりと不便なことが多いでしょう。
そこでおすすめしたい対応策としては、口腔外科医師のいるクリニックを探すことです。

大学病院や総合病院だけでなく、街の歯科医院にも口腔外科医はいます。
最新鋭の設備を設置し、技術のある医師が在院しているクリニックならば難しい親知らずの抜歯もすることができます。

当クリニック、品川御殿山クレイン歯科は難しい親知らずに対応できる設備もあり、技術のある口腔外科医師も在院しています。
もし他のクリニックで抜歯を断られた場合には、品川御殿山クレイン歯科へお気軽にご連絡ください

親知らず抜歯の安心できる医院選び

あんしん


これまでの説明から、以下の点に着目してもらえると安心できる医院を選ぶことができると言えます。

・CT・レントゲンなどの最新鋭の検査機械がある
・表面麻酔も含めて安心安全な麻酔処置ができる
経験豊富な口腔外科医が在院している
・手術だけでなく適切なアフターケアもしてくれる

そんなにあらゆるものが揃っている歯医者なんて見つからない…ご安心ください。
親知らずの抜歯で悩んだら、品川御殿山クレイン歯科へお問い合わせください。

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親知らず抜歯後のケア

錠剤と水


最後に親知らずの 抜歯後のケアについて解説しましょう。
難しい親知らずの抜歯手術は、少なからず口腔内に負担をかけてしまいます。

抜歯後は痛みや出血などがあり、その点に不快感を感じる患者様もいらっしゃいます。
その 不快感から、抜歯を後悔するケースも散見します。

転ばぬ先の杖ではありませんが、 事前に適切なケア方法を学び、万全なアフターケアをしましょう。

抜歯による痛みや腫れの症状と対処法

親知らずの抜歯後は痛みや腫れが発症してしまいます。
痛みや腫れのピークは2. 3日で過ぎ去りますが、適切なケアをしないと痛みが長引いたり、腫れが引かなかったりします。
痛みに対しては、基本的に刺激を与えないことで回復を待ちます

患部を舌で触ったり、吸い上げるような行為を行うと、血餅と呼ばれるかさぶたのようなものが剥がれ落ちドライソケットができてしまいます

ドライソケットとは、抜歯後の歯茎が再生されずに穴があいたままになってしまう現象で、ドライソケットができてしまうと完治するまで慢性的な痛みに襲われてしまいます。
ドライソケットができると痛みだけでなく、そこに汚れがたまり、口臭の原因にもなります。

痛みが出たら 処方された痛み止めを飲み、痛みが引くまで気長に待ちましょう
腫れに対しては、術後48時間までは濡れタオルやアイスパックなどで冷やすのが効果的です。

冷たいものを頬に20分当てて20分外すと腫れを軽減できます。
術後48時間以降は逆に温めることで腫れをおさえることができます。

ただ、痛みにしろ腫れにしろ、あまりにひどくて耐えられない場合はすぐに薬を飲むことが大切です。
また、稀なケースではありますが、手術中に顎の神経に触れてしまい、顎が痺れてしまうという場合もあります。

先程説明したような万全の設備と腕のある医師がいるクリニックではほぼ起こることはありませんが、もし発生してしまったら医師に相談して時間をかけて治す必要があります。

術後の炎症や出血への対処と食事の注意

親知らずの抜歯後は痛みや腫れだけでなく、炎症や出血も発生します

炎症は薬によっておさえることが大切ですし、出血はガーゼや丸めたティッシュなどを噛んで圧迫すると良いでしょう。
また、ガーゼだけでなく濡れたお茶のティーバッグを噛むのもおすすめです。

お茶に含まれるタンニン酸という成分が血液凝固を促進してくれるからです。

また、抜歯後にとる食事についても注意点をお伝えしましょう。
抜歯後2.3時間は麻酔が効いており、患部も敏感になっているので飲食物は控えましょう
それ以降は、なるべく咀嚼をしなくていいような柔らかい食べ物がおすすめです。
具体的にはおかゆ、ゼリー、ヨーグルトなどが適しています

痛みや出血があるからといって、食事を控えることは禁物です。
回復のためにはバランスの良い食事は必須です。必ず食事をして栄養補給しましょう。

抜歯後の痛みや出血はつらいものであり、抜歯を後悔する気持ちにおちいってしまいかねません。
しかし、的確な手術としっかりしたアフターケアをしてくれるクリニックを選べばその辛さも軽減することができるでしょう。

まとめ

親知らずは生え方によって抜歯の難易度が変わってしまいます。
一部のクリニックでは抜歯ができない親知らずもありますが、設備が整い、口腔外科医がいるクリニックであれば抜歯をすることができます。

品川御殿山クレイン歯科は数多くの親知らずの抜歯に対応しております。

まずはこちらから気兼ねなくお問い合わせくださいませ。

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皆様のご来院を心からお待ちしております。

こちらから、品川御殿山クレイン歯科の親知らずの治療についてご覧いただけます。

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